ある時代・・・・この地に横山将監と言う豪族が住んでおり、照手姫はその娘として生まれ美女として誉れ高いお姫様だった。
姫は美男で評判の小栗判官と恋仲になるが、皮肉な事に小栗は父の将監の敵方である。迷い悲しんだ末に、ついに姫は父を捨てて小栗のもとへ走ってしまう。
しかし、戦国時代の武士の世界は厳しく、小栗判官によって姫の父親である将監とその横山一族は、滅ぼされてしまうのでした。
照手姫伝説は、戦国の若い男女の悲恋物語で、恋愛は肉親の情をも断ち切る話として伝えられている。
☆道保川の源流付近の姥川には、かつて「井戸つぼ」呼ばれる湧き水があり照手姫はその水で産湯を使ったと言われていて、昭和37年に、横山に「照手姫遺跡の碑」が建立されました。
おしまい
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