国道16号線から市道市役所前通りに入ると、道の両側にひときわ目立つ赤と青の大きな手の形の彫刻が見える。岡本太郎氏制作の「呼ぶ赤い手、青い手」である。
通称、西門公園道路といわれる道で、相模原市が昭和57年12月に完成させた愛称「グリーンプラザさがみはら」は、快適な買物ができるように工夫された全国的にも有数なショッピングモールである。
10メートル車道の両側の歩道部分に、お洒落なレンガタイルが敷き詰められた買物公園道路が、580メートルにわたって設置され、中央部に時計塔、歩道灯、フラワーポットを配し、買い物客が安全にショッピングができるだけでなく、楽しく憩える場所として親しまれている。
道路の相模原側は水を主体にした「せせらぎの道」、矢部側は樹木を主体にした「こもれびの道」として変化がつけられているうえ、郵便ポスト、電話ボックス、信号機などにもグリーンプラザさがみはららしい工夫がなされている。
呼ぶ赤い手、青い手はこのグリーンプラザの象徴的存在で、西門商店街120余店舗からの挨拶がわりのモニュメントであろう。
所在地:相模原市相模原6−20
交 通:JR横浜線相模原駅南口から相模大野行きバスでグリーンプラザ下車
問合先:西門商店街協同組合 042-754-7366