横浜水道道緑道 【横浜水道道の生い立ち】
西谷浄水場【西谷浄水場・横浜水道記念館】

 横浜市西谷には水道道をはるばる旅した水が送られる浄水場がある。

また、横浜水道記念館があり、水道道の生い立ちを知ることができる。
 1859年、港の開港とともに一躍国際交流の場として注目を集めるようになった横浜市だが、海を埋め立てて街が作られたため、井戸を掘っても水が塩辛く、飲み水にはならなかった。

急遽作られた木製の水道設備は役に立たず、コレラなどが流行ったりしたのこと。

そこで、イギリス人技師H.S.パーマー氏を顧問として、相模原川上流に水源を求め、わが国ではじめての近代水道を造った。1887年(明治20年)のことである。
浄水場から横浜市内を一望に 西谷の浄水場は小高い山の上にある。それでも津久井湖の方の取水場よりも低い場所になるため、水はポンプなどに頼らなくても上へと持ち上げられるそうだ。特に不思議はないのだが、距離を思うと信じられない気がする。

また、ここからは横浜の市街が一望でき、遠くランドマークタワーなどを望めた。ここに見える街のみなさんに水道水として配水されているわけだ。
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参考資料:横浜市水道局のホームページなど

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