当麻山道には数多くの道標が立てられており、特に多摩方面からの道筋では分岐点ごとに道標が設けられ、相模原市域だけで10ヶ所もあったという。 ところが急激な開発による道筋の消滅により道標も次々と姿を消していった。
この分かれ道を右手に登って行くと当麻道である。また、左手の道を登って行くと、磯部の渡しから大山へ通じる「道者みち(大山道)」である。 いずれの道も広大な相模原台地を横切ることになる。