番田の神代神楽は、上溝地区番田の亀田家に伝わるもので、市指定無形民俗文化財である。郷土の民族芸能の特色を示す貴重なものという。
伝承の経緯は不明であるが、亀山家の記録によれば、天明8年(1788年)に諸事神事とともに神楽奉仕を神祇管領(じんぎかんれい)より命ぜられたという。
現在伝えられている演目は、日本神話を題材とした20ほどの黙劇で、すべて面つけによる。各地の祭礼や民俗芸能大会などで随時公開されている。
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これは、田名八幡宮の的祭(まとまち)(1月6日開催)にて公開されたものであり、20ほどの演目のうちの一つである。
笛、太鼓の雅楽に合わせて面をつけた踊り手が黙々と踊る。動きは割りと早い。
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所在地:相模原市上溝番田
問合先:文化財については、相模原市文化財保護室 042-769-8371
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動きは、面をつけている割りには大きくて早い。 |
笛、太鼓の雅楽受持ちの退場である。 |
この演目では、一人の踊り手を周りで支えているようだ。 |
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