さがみはら観光ウォーキング
横山丘陵緑地
横山丘陵緑地
横山丘陵緑地はてるて姫伝承の地として知られ、てるて姫は相模野台地の段差から湧き出る泉を産湯に使ったと伝えられている。
台地の上をJR相模線が走り、下には姥川が流れている。
跨線橋を渡ってすぐを左に曲がり、坂道を下る手前に横山丘陵緑地入口がある。
電柱の左側を入って行く。
交 通
:JR相模原駅南口より徒歩60分、またはJR上溝駅より徒歩15分。
問合先
:相模原市観光協会(TEL:042-769-8236)
※順路は、写真を左から右へ見てください。
相模野台地の段差をおりる。かなり急な階段である。
階段を降りたところには泉がある。照手姫の産湯に使ったと伝えられている。
森の中は木陰が多く、日中でも涼しく、散策にはよい。
てるて姫の生い立ちを伝える「照手姫遺跡の碑」。
てるて姫と乳母の物語を伝える。
てるて姫にまつわるロマン探訪の小路イラストマップ。
横山丘陵緑地を抜けると姥川につきあたる。
姥川にかかるせどむら橋。
せどむら橋脇にある標識。日金沢上地区へ向けて進む。
せどむら橋から少し進むと山道に入る日金沢上地区入口がある。
小路の上はJR相模線、下は姥川が流れている。
"日金沢上地区の横山丘陵緑地地図。
日金沢上地区入口はJR上溝駅から姥川沿いに上流へ約500mほどのところである。
県道相模原立川線を上って行くと榎神社、横山公園へ向かう。
「てるて姫の里ロマン探訪の小路」の標識から山道に入ると横山丘陵緑地に向かう。
【照手姫遺跡の碑】
この地は姥川の水源地として常に清水こんこんと湧き出づる泉であった。里俗称するところによればかっては横山将監の娘照手姫の産湯の水に使い、長じては朝な夕なにその玉の肌をみがいたともいう。照手姫は小栗判官満重との説話の主である。
往時茫々 今や市勢進展とともに工業用地の排水路となり、清泉涸れはてて僅かにその伝承のみを残すにいたった。
巷間謡わるる
ほんに横山照手の前の
眉に似たよな三日月がかかり
虫も音を引くほそぼそと
の風情を偲びつつ 永くその跡を伝えんとするものである。
参考文献:公園内石碑、案内板
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