相模原の名所・名産・その他 -さがみはら百選-
若あゆ農園
 「相模川清流の里」「相模川自然の村公園」の近くの田んぼや畑に、時々小・中学生の元気で楽しそうな笑い声があふれる。これが「若あゆ農園」である。「若あゆ農園は、市の教育研修施設である「相模川ビレッジ若あゆ」での農業体験を実施するための農園で、平成8年4月から始まった。広さは、田んぼがおよそ3反、畑が2反ある。
若あゆ農園の田んぼ  平成14年9月19日に大嶋坂から撮影した田んぼ。もち米「喜寿」が植えられている。
 若アユの文字は、田植えの時に、紫黒米(古代のお米)が植えつけられたものである。
 「かかしコンクール」が行われ、案山子が周囲を取り囲んでいる。
 
所在地:相模原市大島
交  通:JR横浜線・JR相模線・京王相模原線「橋本駅」から バス 二本松経由上大島行、西橋本経由上大島行 「上大島」終点下車、 徒歩12分
問合先:詳細は、相模川ビレッジ若あゆ 042-760-5445

 農作業の指導管理には、この地域の「下大島ふれあい農業組合」の組合員の方たちが熱心に協力されている。
 収穫された作物は、農業体験を行った学校に配られ、また、「ビレッジ若あゆ」」でのいろいろな体験学習にも利用されている。

田んぼ
 田んぼは2箇所に分かれていて、平成14年度は、1箇所にもち米(喜寿)、もう1箇所に紫黒米と赤米(古代米)が植えられた。

平成14年度の実施状況 (雨の中の田植えもあったとか。)
  6月   田植え         6・13(中央小・富士見小) 6・18(旭小) 
 6・19(弥栄小) 6・21(谷口小)
  9月  網掛け
 かかしコンクール
 9・22〜9・29
 10月  稲刈り
 収穫祭
 10・10(相模台小) 10・15(緑ヶ丘中)
 10・20
 11月  脱穀  11・17(大野台中)
9月15日の田んぼ           
紫黒米 赤米 もち米
紫黒米   葉は太くて黒く、田んぼ全体が真っ黒に見える。
赤米 もち米
紫黒米の花 赤米の花 もち米の稲穂
紫黒米の花
赤米の花 もち米の稲穂
若あゆ農園の畑 畑は子供達がなるべくいろんな種類の野菜や花のことが学べるよう工夫されている。
 平成14年度は、きゅうり・なす・とまと・じゃがいも・とうもろこし・さつまいも・にんじん・落花生・大豆・小麦・綿・藍・ケナフ・マリーゴールド・コスモスなどが栽培された。
 大豆・小麦・藍・ケナフなどは「ビレッジ若あゆ」での豆腐作りやうどん作りや紙漉きなどに利用される。
若あゆ農園での行事
   若あゆファミリー収穫祭  平成14年10月20日
広報で150名(親子)募集したところ、450名の申し込みがあったそうである。
「農業の大切さや大変さを子供に少しでも知ってほしい。」そんなお父さんの声もきかれた。
みんなで汗を流して稲刈りの後、餅つき、豚汁・・・働いたあとは格別美味しい!!
   若あゆかかしコンクール  平成14年9月22日〜9月29日
 今年はじめての試みで、110体の小・中学生の力作が田んぼの周囲を取り囲み、カメラ愛好家のグループが三脚を据えて熱心に撮影しておられた。

 かかしは学校や「ビレッジ若あゆ」で製作されたものである。

      最優秀賞 ドラえもん(中央小)

かかし「ドラえもん」
参考文献:相模原市「「相模川ビレッジ若あゆ」のリーフレット・「相模川ビレッジ若あゆ」ホームページ他
資料提供:放鬆庵「若あゆ農園」「秋空とかかし」ホームページ

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