相模原の名所・名産、その他 -さがみはら百選-
相模川の鮎
相模川
の鮎は平成12年の漁獲量統計では神奈川県全体582トンのうち450トンと多い。
鮎は9月には成長し、体長20センチメートル近くになる。産卵期は相模川では9月末から12月中旬で、産卵期のアユは周囲から際だった水の音や動きのあるところにに誘引されやすく川の流れの合流点や中州、川のだこう部、橋の前後、床止めの周辺など、流れの状況が周辺とは際だったところに集まる。
2週間ほどでふ化した幼魚は速やかに流下し、4〜5日ほどで海に出る。
海に出た幼魚は、河口周辺に出た後、主に水深20メートル以浅の海域で生活する。
春先の4月前後、海から川にそ上する。このそ上時期は海の水温と川の水温が同じになる時期で、そ上期のアユは体長7〜8センチメートルで、成長の良いものから順に川へ上ってゆく。
やや大きめの石に付いた付着藻類(緑藻、らん藻等)を、くし状歯でこそげ取るようにしてたべて成長する。
かながわの名産100選
にあげられている。
問合先
:相模原市商業観光課 042-769-8236
終日、川の中で鮎釣り。自然の村付近にて。
河岸から糸をたれる。入漁料が必要。
川の中の釣り人。昭和橋付近にて。
相模川風景。台風の後で水量が多い。
釣れた鮎は舟状の魚篭に入れる。釣り人は毎日来ているという。
魚篭から取り出した鮎。釣った鮎はご近所に配るそうだ。
参考文献:内水面試験場統計資料他
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