相模原の寺社・文化財 -さがみはら百選-
榎神社
この神社は「榎さま」として親しまれ、伝説の人物照手姫を祀っている。照手姫は武将横山将監の娘で、敵方の武将小栗判官と恋仲になる悲劇の主人公であり、
相模原の昔話
にも残されている。
榎神社の神木であるこの大榎は、明治18年(1885)に植えられた二代目であるが、初代の榎は照手姫がさした杖に根づいたもので、枝が下を向いた「さかさ榎」であったと伝えられている。
枝が四方に大きく広がり美しい樹形を形成していて、
神奈川の名木100選
に指定されている。
樹高20メートル 胸高周囲3.5メートル 樹齢約100年(伝承)
榎神社は
横山公園
と
横山丘陵緑地
の中間にあり、現在では周囲はすっかり住宅に囲まれてしまっている。神社の向かいに小さな榎公園がある。
所在地
:
相模原市横山台2丁目
交 通:
JR相模原駅からバス、市営プール前下車徒歩3分
問合先
:文化財については相模原市文化財保護室 042-769-8371
神社のご神木は120年前に植えられた二代目の榎。
大きく枝を広げてそびえている樹高20mの大榎。
大きな榎と対照的に小さな社が建っている。
参考文献:神社の案内板
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