城山湖は、相模川総合開発事業の一環で純揚水式の発電をするために、昭和40年(1966年)境川の支流本沢渓谷に誕生した人造湖・本沢ダムである。
城山湖と津久井湖を延長1.5キロメートルの水路で結び、この間の落差153メートルを利用して発電し最大出力は25万キロワットで約12万戸の家庭で使う電気に相当します。
電力需要の少ない夜間の時間帯にくみ上げ発電する揚水発電施設である。
発電のため一日に28メートルも水位が上下することがあり、湖岸への立ち入りは禁止である。
水が流れる川がないし、人も入る事が出来ないので、流木やゴミがなく湖水が澄み波もなく静かな湖である。
海抜280メートル。
湖面を渡る風はさわやかで、城山湖は「かながわの探鳥地50選」「かながわの公園50選」に選ばれている。
湖の周囲に設けられた「町民の森散策路」は、「金刀比羅宮」から一周5キロメートルの散策路で、徒歩約2時間のハイキングコースである。
若葉が茂る5月末と、木々の紅葉が深まる11月が最適。 |
所在地:神奈川県津久井郡城山町本沢
交 通:JR横浜線、相模線、京王線橋本駅から三ケ木行きのバスで都井沢バス停下車、徒歩約45分。
問合先:神奈川県企業庁利水局城山発電制御所 042-782-2813